紀行写真集


甲州道中 ぶらり徒歩の旅 43

府中市・白糸台(旧上染屋)



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府中市


武蔵府中郷土かるた碑

下染谷神明社参道に
「ぬ 布をさらして 白糸染屋」
と刻まれた歌碑が建っている。

郷土府中の歴史・文化・自然にて、
昭和48年に制定された武蔵府中郷土かるたである。
市民より公募されたものを纏めたいろはがるたとなっている。

因みに、いろはの「い」は
「いちばんはじめに 武蔵の国府」
となっている。



西武多摩川線、甲州街道交差点

西武多摩川線の甲州街道踏切だ。

西武多摩川線は、武蔵野市の中央本線・武蔵境駅と
府中市の是政駅を結ぶ全長8kmの単線の路線である。

もともとは、多摩川の砂利を運ぶ鉄道であった。



白糸台、石塔

西武多摩川線の
甲州街道踏切にある白糸台石塔群。

風化がひどく確認できなかったが、
五輪塔、唐破風付墓石であろうか。

右端は双体道祖神のようにも見えた。



西武多摩線、白糸台駅

西武多摩川線甲州街道踏切より左側、白糸台駅ホームである。
この左手が、西武多摩川線白糸台車両基地となっている。

なお、白糸台駅は、大正6年に開業した駅だ。

開業当時は、多摩鉄道の北多摩駅で、
平成13年に現駅名(白糸台駅)に改称された。



上染屋不動堂

街道左側にある上染屋不動堂尊。

江戸時代は、不動明王を本尊とする玉蔵院で、
染屋八幡神社の別当寺であった。

境内にあるお堂に安置された銅造阿弥陀如来像は
国の重要文化財に指定されている。

元弘3年(1333年)、
新田軍に属して鎌倉攻めに加わった里見義胤が
この阿弥陀如来像を奉じて戦いに臨んだという。


(東京都府中市 白糸台)
0909/1608/1806

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