紀行写真集


甲州道中 ぶらり徒歩の旅 48

府中市・宮西町(番場宿)



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府中市


府中宿神戸

府中宿神戸(ごうど)は、現在の府中市宮西町二丁目の
旧甲州街道沿いの集落のことだ。

この集落は府中の番場宿に属していた。

神戸の地名の起こりは、この地に郡家(こほど、ぐんけ)があったことによる。
そのコホドが転訛してゴウドとなったようだ。

神戸の字が、後になり当てられた由。



府中宿高札場

府中宿の中心で、甲州街道と鎌倉街道の交差するところに
高札場があったので、ここは札の辻と呼ばれていた。

屋根のある札懸けで、ここに6枚ぐらいの高札が架けられた。

なお、高札場は江戸時代が最も盛んで、
法度、掟書、犯罪人の罪状などを記し、
人通りの多い市場や、辻、街道の宿場、
村の名主宅前などの目立つところに設置された。



中久商店、店蔵

旧甲州街道府中宿には古い民家が散在している。

写真は店蔵となっている中久米店である。
萬延2年(1861年)に建てられたもので、隣は問屋場であった。

この辺は、武蔵府中宿の中心であった。



番場公園

さらに進むと、左側に番場公園がある。
府中の番場宿のあったところだ。



府中市番場宿街並み

府中の番場宿街並みだ。
往時の面影を一部残しているところである。

0909/1610

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