紀行写真集


甲州道中 ぶらり徒歩の旅 51

府中市・西府中〜国立市・谷保



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府中市


武蔵府中熊野神社

府中市本宿より西府町に入ると右側にある、武蔵府中熊野神社。
神社の境内に古墳があることで知られた神社だ。

熊野神社は、もともと府中市内の別のところにあったが、
安永6年(1777年)に、ここに移されたと伝えられている。

当時は、ここに古墳があるとは認識されておらず、
平成2年に発掘調査の結果、神社敷地内の小山が
古墳であることが確認された。



熊野神社古墳

熊野神社境内本殿北側にある古墳。

神社境内にある小山が古墳であるという説は以前からあったようであるが、
平成15年、小山の発掘が開始され、三段築成の上円方墳であることが確認された。

写真は、古墳を復元したものだ。
1段目は約32mの方形で、2段目が約24mの方形、
3段目が直径約16mの円形で、高さは約6mとなっている。

被葬者は不明だが、
武蔵国府設置直前に、大きな力を持っていた人物の墓と考えられている。



府中熊野古墳説明板

府中熊野神社古墳の説明板だ。
内部の構造等が詳しく説明されている。

多摩川の河岸段丘である府中崖線の北に広がる、
武蔵野台地立川面と呼ばれる台地上に造られた古墳である。



南武線、西府橋

熊野神社を過ぎると、すぐ南武線の跨線橋である西府橋を渡る。

この橋を渡ると、府中市西府中から国立市・谷保に入る。
谷保は今は「やほ」と呼ぶが、もとは神奈川県谷保(やぽ)村であった。

明治26年に神奈川県から東京府に移管された経緯がある。



国立市

国立インター入口

国立市谷保に入ると、
高速道路、中央自動車道の国立インター入口となる。

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歩行略図
東府中駅〜府中〜谷保〜日野橋




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