紀行写真集


甲州道中 ぶらり徒歩の旅 56

立川市・錦町〜柴崎町



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立川市


立川、根川緑道

旧甲州街道を横断するようにある根川緑道。

根川は、立川段丘の崖線の湧水を集めた小川で、
明治26年には残堀川と合流させ、水流も増え、
憩いの場として親しまれてきた川だ。

昭和47年、多摩川への流路変更があり、一時埋め立てられたが、
平成8年に根川緑道の全面改修が行われ、現在の姿となっている。

しかし現在の水流は、湧水ではなく、
下水処理場で処理された水を流した人工的な水路となっている。



根川緑道

根川緑道は、綺麗に整備されている。

全長4.5Kmの緑道で、「生物」、「遊び」、「休息」、
「散策」の4つのゾーンに分かれている。

大正天皇即位を記念して植樹されたソメイヨシノを含め
約250本あり、桜の名所としても知られているところだ。.



旧甲州街道

正面に多摩川の堤防が見えてきた。

多摩川は、日野の渡しで渡った。



柴崎、多摩川

立川市柴崎、多摩川だ。

この辺が、かつての日野の渡しと呼ばれていたところである。
日野の渡しは幕府公認の渡し場で、貞享年間にこの場所に落ち着いた。

大正15年の日野橋の完成まで多摩川を船で渡ったところである。

右の橋は立日橋(たっぴばし)で、
その上を多摩モノレールが走っている。

なお、手前の水流は、現在の残堀川である。
狭山丘陵の狭山湖を源として立川断層に沿って流れ、
ここ立川市柴崎で多摩川に合流している。

なお、名前の由来は、
降雨時やその直後を除くとほとんど水流が途絶え(瀬切れ)て、
場所によっては堀だけが残る川となっていたため
「残堀川」と呼ばれるようになった。



立日橋

立川市柴崎と日野市日野本町に架かる橋で、
立日(たっぴ)橋とネーミングされた。

橋の上を走っているのが多摩都市モノレール(略称が多摩モノレール)だ。

第三セクターの運営で、
平成12年に現在立川北と多摩センター間10.6kmが開業している。

(立川市 錦町 柴崎)
1009/1703

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