日野宿、川崎街道追分

川崎街道追分。 旧東海道川崎宿（現川崎市川崎区）に通じる街道で、 現都道４１号線（稲城日野線）だ。 道路標識には、直進、大月、八王子、 そして左は高幡、４１号線、川崎街道と標示されている。 なお、川崎街道は、川崎市多摩区に入ると「府中街道」と呼び名が変わっている。

日野宿、本陣門

甲州道中日野宿本陣跡だ。 日野本陣と脇本陣は２軒の佐藤家が勤め、 本陣は当初上佐藤家が務めていた。 なお、日野宿は、本陣１、脇本陣１、旅籠２０、 総戸数４２３軒の比較的大きな宿場で、 東の方（江戸側）より上宿、中宿、下宿と称していた。

日野宿本陣屋敷

日野宿本陣屋敷だ。 この屋敷は、嘉永２年（１８４９年）の日野宿大火で消失し、 文久３年（１８６３年）に再建されたものである。 日野本郷の名主であった佐藤家が代々務めていた。 なお、江戸時代に建てられた旧本陣が今も残されているのは、 都内ではここだけである。

本陣跡、明治天皇記念碑

日野宿本陣跡にある、明治天皇記念碑。 明治天皇日野御小休所趾及建物附御膳水と刻まれている。 本陣のあった佐藤家で、明治１３年の行幸の時、 １４年の狩猟の時、２年続いてここで休憩された。

日野宿問屋場、高札場跡

甲州道中右側にある、日野宿問屋場、高札場跡。 現在は、その跡地を利用した日野図書館となっている。 写真右手に問屋場跡、高札場跡碑が建立されている。

（日野市日野本町）
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