紀行写真集


甲州道中 ぶらり徒歩の旅 110

上野原、諏訪~諏訪神社


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上野原市



諏訪・家並み

相模・甲斐国境の諏訪関を過ぎ、
諏訪の集落に入る

諏訪は、上野原北端の甲斐最初の集落だ




三界万霊塔

街道右手にある未だ新しい三界萬霊塔(写真右奥) 

我が家の先祖だけでなく、
この世のあらゆる生命あるものの霊を宿らせ、
供養することを目的に建立される。

なお、三界とは、この世のことで、
欲界、色界、無色界の三種があり、
欲界とは食欲、性欲、睡眠欲等の欲望の世界、
色界は欲望が亡くなった世界、
無色界は形のあるものから離れた純粋な世界を指す。




舩守寺

街道右にある船守寺

境内に「船守り弥三郎の碑」がある。
この碑は弥三郎の遺骨を伊豆の川奈から分骨して祀ったものだ。

弥三郎は、川奈で日蓮が法難を受けた時に
日蓮を救い、その時日蓮より上原上野介の名を賜った。

それが現在の上野原の名の由来となった。




石塔群

諏訪神社入口、参道の石塔群

十三夜、庚申塔等である。
背後の朱の社は諏訪神社拝殿だ。




諏訪神社

諏訪神社

社殿は江戸初期から中期に建立されたもので、
慶長9年に修復されている。

創建時は古郡(ふるごおり)神社であったが、
鎌倉期に鎌倉の建長寺を開山した僧の一人、
大覚禅師が此の地を訪れた時、
諏訪大社から祭神を勧請して
「古郡神社諏訪大明神」と称したとのことである。




(山梨県 上野原市上野原)
1102/2110

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