紀行写真集
旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 540
二戸市・堀野〜IGR斗米駅
Hitosh
馬淵川川畔 |
旧奥州街道より別れ、いわて銀河鉄道IGRの斗米駅に向かう。 その途中右側の馬淵川畔に、 「宝の案内板(堀野・米沢)」と書かれたモニュメントがある。 地元二戸市堀野、米沢(まいさわ)地区の「楽しく美しいまちづくり」事業の一環で、 地元の「宝さがし」を進めているようだ。 |
堀野・米沢地区宝マップ |
説明板によると、堀野・米沢地区は、市街地の真ん中に縄文遺跡があり、 その他にも、二戸の歴史的拠点となりうる遺跡や、館跡などがある。 また馬淵川、沢内川、佐々木ヶ池など、縄文以来数千年の間、 人々に親しまれてきた水と緑の豊かな自然も備わっている。 縄文古来の歴史と、身近な自然のふれあいの中で、 生活を営んできた先人たちの心を受け継ぎ、町づくりを進めるている。 そして、堀野・米沢地区を「縄文の心を伝えるまちづくりゾーン」と 命名したとのことだ。 |
米沢集落 |
馬淵川を渡ると、二戸市米沢(まいさわ)地区に入る。 前方に東北新幹線の高架が見えてきた。 |
IGR斗米駅 |
国道4号線を渡ると、目の前にいわて銀河鉄道IGRの斗米駅が見えてきた。 駅と言っても、駅舎の無い無人駅であった。 昭和41年の開業で、東京より609kmの駅で、元斗米信号所のあったところだ。 上りホームにのみ、小さな待合室(写真右)があり、ここで雨露が凌げるのは助かった。 写真中央の小さな建物は、トイレである。 駅で電車を待っていると、駅前のスーパーで買い物をして、 二戸に戻る年配の婦人がやってきた。 二戸から電車に乗り、わざわざ買い物に来るという。 いろいろと地元の近況を伺う。 この駅からの乗客は私と、その婦人だけであった。 |
斗米駅上りホーム |
斗米駅の上りホームで、電車を待つ。 写真前方が二戸駅方面だ。 この線路の右側を東北新幹線が走っている。 今回は、ここで14:43発の電車に乗り、二戸駅に向かう。 二戸で、15:09発の東北新幹線「はやて30号」に乗り、 東京に着いたのが18:08であった。 |
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