紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 543
二戸市金田一宿・野月〜IGR踏切


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二戸市


金田一小入口

金田一宿の旧家。
右は藁葺き屋根を瓦葺にした民家で、その左は沢文(さわぶん)商店。
創業130年の米屋とのことだ。

この先の横断歩道を渡った、街道の左側に金田一小学校のあるところである。
金田一小学校は、明治9年創立の伝統校だ。



金田一延命地蔵尊

街道左側にある延命地蔵尊。

説明板に書かれた由緒によると、
今から約260年前の天文年間に大坂で造られ
八戸から大八車で一戸まで運ばれる途中の金田一で動かなくなり、
イタコに口寄せさせたところ「金田一の人達から拝んでもらいたい」と言ったので、
この地に奉られたと伝わっている。

明治24年、東北本線工事の時、線路用地にかかり、このお堂に安置された。

延命地蔵は、短命・夭折から赤子を護るとされ、今でも地元の信仰を集めている。



延命地蔵尊の境内に集められた石塔群。

右より、「大乗妙曲一字一石」、「十和田山」、「百萬遍供養」、「山神」、
「二十三夜塔」、「庚申」等々、金田一宿の多彩な民間信仰が偲ばれる石塔群だ。


金田一白山神社
  街道右側にある金田一白山神社。由緒によると、明治初期、加賀の国から金田一村に転居した医師岡部昌庵が、加賀の国の白山神社の分神をここ野月に鎮座させたもののようだ。
  説明板には、岡部家の家系も記されてあった。


いわて銀河鉄道踏切

金田一宿の大釜に入ると、旧街道はいわて銀河鉄道と重なり消滅する。

ここで、IGRいわて銀河鉄道の踏切を渡り、線路の右側となる。


(二戸市金田一 野月 大釜 駒焼場)
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歩行略図
93福岡宿〜IGR斗米駅〜金田一温泉駅



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