紀行写真集
旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 544
二戸市金田一宿・下平〜金田一温泉駅
Hitosh
IGRいわて銀河鉄道 |
金田一宿を抜けたところにあるIGRいわて銀河鉄道の線路を渡る。 写真正面にIGR金田一温泉駅のあるところだ。 旧街道は前方の山を越えていく |
金田一温泉駅前 |
IGRいわて銀河鉄道の金田一温泉駅前である。 駅舎は次の交差点を左折したところにある。 駅名となっている金田一温泉は、写真右(東)側の馬淵川の畔にある。 以前は湯田温泉と呼ばれていた。 地名は今でも、金田一字湯田となっている。 開湯は寛永3年(1626年)で、湯田の文字通り、 田圃から湯が沸いたことによる。 南部藩の指定湯治場となり、「侍の湯」とも呼ばれていたようだ。 この温泉をモデルにした三浦哲郎の 「ユタとふしぎな仲間たち」、「白夜を旅する人々」、「盆土産」等がある。 なお、言語学者の金田一京助氏は、盛岡の出である。 |
金田一温泉駅 |
街道左側にあるIGRいわて銀河鉄道の金田一温泉駅。 東京より613.7kmだ。 明治42年の開業当時は金田一駅であった。 昭和62年に、現在の金田一温泉駅と改称されている。 いわて銀河鉄道の岩手県北端の駅で、次の目時駅からは青い森鉄道となる。 金田一温泉駅は、水梨地区(金田一字水梨)である。 この水梨(みずなし)は、地名としてはここだけであるが、 姓名としては岩手県二戸市金田一から青森県の三戸町にかけて、 多い姓となっている。 水無、水梨子となっているところもあるようだ。 |
旧街道分岐 |
金田一温泉駅前の少し先で、旧奥州街道は、 自販機のある店の角の細い道となる。 正面の高架は東北新幹線である。 |
旧奥州街道 |
旧街道に入ると、細い道となる。 この先で、IGRいわて銀河鉄道の線路を渡り、新幹線の高架下を潜っていく。 |
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