紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 562
三戸町・川守田町〜南部町・大向


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三戸町


三戸宿・熊野神社

三戸町川守田(かわもりた)にある熊野神社。

享保年間(1094〜1096年)の勧請と伝えられている。
後に、川守田入道がこの地を領有し、この神社を祈願所として、
社殿の造営等に力を注いだとのことだ。

入道の子孫である川守田弥五兵衛は、
時の南部家より社領下付の覚書を賜っている。


龍川寺
  街道左側にある曹洞宗月渓山龍川寺。ここの山門は三戸城の表門を拝領して利用したものとか。
  また、28代南部重直より賜った、松風釜、襖4枚、衝立は、寺宝として今でも保存されている。


アップルドーム

三戸町川守田の元木平に入ると、
街道左側にAPPLE DOMEと書かれた真新しい立派な建物がある。

三戸町のスポーツ文化福祉複合施設だ。
この2階には、「ふるさと館」と「ほのぼの館」が併設されている。

前者は、三戸町の歴史や文化、産業等を紹介している。

そして後者「ほのぼの館」は、日経新聞に連載されていた4コマ漫画「バクさん」や、
絵本「11ぴきのねこ」シリーズで知られた漫画家・絵本作家の
馬場のぼるの記念館だ。

氏は昭和2年に、ここ三戸町川守田元木平で生まれた人である。

ここで、旧奥州街道歩きを中断して、この先の丁字路を右折し、
青い森鉄道の三戸駅に向かう。

今夜は、駅前の旅館に宿泊予定である。



南部町

住谷橋
  三戸駅に向かう途中の馬淵川に架かる住谷橋(すみやばし)である。ここから三戸町から南部町に変るところだ。
  この道は、元の国道4号線で、今は県道258号線(三戸南部線)となっている。

住谷橋は昭和になってからも、昭和15年、22年、31年と3度も増水で流されている。

現在の橋は昭和32年に完成したもので、
永久橋を意図した下路式の鉄製アーチ橋となっている。



馬淵川上流と名久井岳

住谷橋より馬淵川上流を見た写真である。

名久井岳(615m)が目の前に大きく見えるところだ。
右前方の青い橋は、青い森鉄道の鉄橋である。


(三戸町 川守田町、 南部町 大向)
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歩行略図
三戸宿〜三戸駅〜南部町



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