紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 563
南部町・大向〜三戸駅


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南部町


三戸駅口

馬淵川に架かる住谷橋を渡ると南部町大向(おおむかい)地区に入る。

この道は、旧国道の奥州街道(陸羽街道)で、
現在は県道258号線(三戸南部線)となっている。

県道を進むと丁字路があり、右へ曲がると青い森鉄道三戸駅があるところだ。



三戸駅前通り

丁字路を右折し、三戸駅前通を駅に向かう。

左手に旅館が2軒あり、手前が大田屋旅館で、その先が清水屋旅館である。
今夜は、この清水屋旅館に宿泊を予約してある。



三戸駅

名久井岳(615m)を背にした、青い森鉄道の三戸駅だ。

三戸駅は三戸町ではなく、
南部町大向(おおむかい)字泉山道(いずみやまみち)にある。
駅名は三戸郡からきているようだ。

開業は明治24年で、東京から622.8kmの駅である。
開業当時は三ノ戸駅であったが、明治40年に三戸駅と改称された。

平成14年、JR東日本から分離され青い森鉄道の駅となっている。
青い森鉄道は、青森市に本社を置く、第三セクター方式の鉄道事業者だ。

東北新幹線開業に伴い、
JR東日本から経営分離された東北本線盛岡ー青森間のうち、
青森県内の部分(目時〜青森)を運営している。


村井家住宅母屋
  三戸駅前通りある村井家住宅主屋。国登録の有形文化財となっている。大正12年竣工した、木造2階建てモルタル仕上げで、正面妻壁の3連アーチ窓が特徴。
  2階窓側の書斎が洋間である他は総て和風座敷の、大正モダニズム時代の和洋折衷住宅である。
清水屋旅館
  駅前通りの清水屋旅館。明治創業の老舗で、現主人は4代目とのこと。
  広い宴会場もあり、この日は大宴会が予定されているとかで、そのお零れ?で、豪勢な夕飯であった。

(南部町 大向 勘吉 泉山道)
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歩行略図
三戸宿〜三戸駅〜南部町



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