紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 573
五戸町・手倉橋〜高山(駕籠立場)


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五戸町
駕籠立場入口
  手倉橋の尾根道を進むと、右側に駕籠立場の標識がある。
  駕籠立場のある高山は標高277.2mで、街道筋ではピークとなっている。


駕籠立場

旧街道より右側の高山に登る。
かつての駕籠立場のあったところだ。



高山、見晴台

高山の頂上には、見晴台とその右手には
明治天皇御駐蹕所(ちゅうひつしょ)之碑があった。

説明板には、東北御巡幸記として、
明治天皇の東北巡幸の折に随行した新聞記者、岸田吟香の一文が記され、
最後に「千里を一望に極めたる絶景なり」と記されてあった。

眺望の良さは、古来より多くの人に絶賛されていたようだ。
また、この近くには、
青森県の三大伝説の一つである「安達の婆(鬼婆)」の伝説の地がある。

左の標識には、「ここは高山、海抜273m」と書かれてあった。



高山見晴台よりの眺望

絶景を期待して、見晴台に上ってみる。
写真は、八戸方面を見た写真であるが、手前の木立が邪魔して見晴らしは良くない。

八甲田山や、岩手山、名久井岳等も見えるというが、
手前の木々に邪魔されてみることが出来なかった。

往時は、さぞ見晴らしが良かったのであろう。
山桜と八重桜が未だ咲いていたのは救いであった。


高山よりの眺望図
  見晴台の上にある、眺望図には、ここより見えるはずの山々が記されてあった。西北 八甲田山、東北 八戸湾、東南 名久井岳、折爪岳、そして南西 岩手山」が描かれてあった。


(五戸町 手倉橋)
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歩行略図
南部町・沖田面〜五戸町境〜高山〜浅虫



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