紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 589
五戸町・五戸川〜川原町


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五戸宿


五戸橋

五戸宿よりの急坂を下って行くと、正面が開けてきた。
五戸川の袂で、正面の橋は五戸橋だ。



五戸川上流側

五戸橋より左側(上流側)を見た写真だ。
左側の丘の上には、五戸宿の代官所があったところである。

五戸川は、十和田湖の外輪山東縁の十和利山(991m)を源流として、
五戸を通り、八戸で太平洋に流入している流路延長50,7kmの河川である。



五戸川流域説明板

五戸橋の傍に「五戸川流域保全地域」と書かれた説明板が設置されてあった。
青森県ふるさとの森と川と海の保全及び創造に関する条例に基づくという。

五戸川には、スナヤツメ、コクガンや、水芭蕉群生などが見られるとのことだ。



旧街道、酒造所

旧街道は五戸川に架かる五戸橋を渡るとすぐ左折となる。

左折して、少し進むと左側に八戸酒類褐ワ戸工場、葛e駒酒造がある。
前者の清酒の銘柄は「如空(じょくう」)で、後者は「菊駒」である。

この二つの酒は、どちらも明治43年創業の菊駒酒造が造っている。
五戸川と底を一つとした蔵井戸の湧水を使用し、醸した地酒とのことだ。

戦時下の企業整備令により、
青森県三八地区の酒造会社6社が統合されて「八戸酒類」となり、
その五戸工場が元の菊駒酒造であった。

当初は、八戸酒類はこの菊駒の銘柄をそのまま使っていたが、
戦後になって商標権、製造権で揉め、
八戸酒類では菊駒を如空と名前を変えて、
同じものを販売するようになったとのことだ。



旧街道、川原町

菊駒酒造の前を過ぎると、旧街道は右折して北西に向かう。

その左側に赤い鳥居の小さな祠があった。
川原町の稲荷社のようだ。


(五戸町 沢 川原町 伝兵衛丁)
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歩行略図
五戸町・浅水〜五戸宿



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