紀行写真集
旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 612
七戸町・七戸十和田駅〜原久保
Hitosh
国道4号線 |
東京発6:28の東北新幹線はやて11号に乗り、 七戸十和田駅に着いたのは9:50であった。 駅で、歩き旅の準備をして、前回中断した旧街道に復帰する。 奥州街道、七戸の松並木が続くところである。 |
青森県営農大学校 |
松並木を歩くと、 右側に奥州街道と刻まれた立派な石碑と詳しい奥州街道案内図がある。 青森県歴史の道整備促進協議会が建てたものだ。 背後は、青森県営農大学校である。 明治45年創設の青森県立種馬育成所が前身である。 過程は、畑作園芸(野菜、花き)、果樹(りんご、一般果樹)、 畜産(酪農、肉牛、養豚)と別れ、全寮制の学校である。 |
七戸松並木 |
奥州街道七戸松並木は、 1.6kmに亘り松並木が保存され歴史的景観を留めていることから 国土交通省により歴史国道として選定されている。 左側に、東京より678.6kmと書かれた道路標識があった。 |
七戸、諏訪牧場 |
右側に諏訪牧場入口の案内板がある。 道標(右端)には、諏訪、七戸町と書かれてあった。 諏訪牧場は、サラブレッド系競走馬の名門牧場として知られているようだ。 |
七戸、諏訪牧場 |
松並木の間から、放牧されている馬の一部が見えた。 ここの地名は七戸町原久保である。 この辺は古くからの馬産地で、 源平合戦の宇治川の先陣争いで有名な名馬「いけずき」は七戸産と伝えられている。 盛岡藩も、古代の牧を復活、拡張して馬産に力を入れてきたとのことだ。 また、七戸は絵馬の里としても知られ、 七戸の小田子にある小田子不動堂には、 室町時代から江戸時代にかけて奉納された多くの絵馬が残されており、 国指定の重要有形文化財に指定されている。 |
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