紀行写真集
旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 631
野辺地町・近沢川〜100馬門宿
Hitosh
近沢川 |
近沢川(ちかざわがわ)を渡ると、 野辺地町鳥井平(とりいたい)から馬門(まかど)地区に入る。 写真は近沢川の上流側をみたものだ。 この上流左側(右岸)の段丘上の標高30〜40mのところに 縄文遺跡(槻ノ木遺跡)がある。 野辺地には、烏帽子岳や山間から流れる小さな川が筋状に陸奥湾に流入し、 各河川に河岸段丘が発達して、それらの段丘上には縄文遺跡が集中している。 有戸鳥井平遺跡、向田遺跡等、 野辺地町内には、全部で120ヶ所の遺跡が確認されているという。 |
赤い鳥井 |
近沢川を渡ると、左側に赤い鳥居があった。 稲荷神社であろうか。 丁度この辺が馬門集落の入口付近となっている。 |
馬門、 陸奥湾 |
街道右側が開け、陸奥湾が良く見えるところだ。 |
まかどコミュニテイ広場 |
街道右側の海岸沿いは、まかどコミュニテイ広場として整備されていた。 正面の東屋で休憩させていただく。 陸奥湾が目の前に広がり、実に気持ちの良いところであった。 |
100馬門宿 |
街道に復帰して、少し歩く。 この辺が、旧奥州街道100番目の宿場・馬門宿の中心部であろう。 右手に入ると、陸奥湾に面し、馬門公民館、馬門児童公園のあるところだ。 幕末の馬門宿は、戸数約30で、粟や稗などの農業と ホタテ貝を中心とした漁業が主であった。 盛岡南部藩の最北端の宿場で、藩の番所が置かれてあった。 |
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