紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 652
青森市・浅虫温泉



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青森市

青い森鉄道、浅虫温泉駅

西平内駅から一駅で浅虫温泉駅に到着。

明治24年開業の古い駅、また懐かしい駅だ。
1986年(昭和61年)までは、浅虫駅であった。
夜行急行八甲田、十和田や昼行特急はつかり、つがる、白鳥等の優等列車が停車した駅だ。

上野よりの夜行列車に乗り、浅虫駅まで来ると、終点の青森が近くなり、
あと一駅という気分になった駅である。



浅虫温泉駅歩道橋より

青い森鉄道の線路の上を横断する歩道橋・ゆうやけ橋より
下り青森方面を見た写真である。

線路の左右にホテルや旅館が約30軒営業している。

浅虫温泉は、東北の熱海、青森の奥座敷とも呼ばれた古くからの温泉街だ。
平安時代の876年(貞観18年)に、円仁が発見したとされている。

温泉発見後は、入浴ではなく、麻を蒸すことにのみ利用されていたようだ。
浅虫温泉の名称は、麻を蒸すことに由来し「麻蒸」が「浅虫」となったとのこと。

建久元年(1190年)、法然が温泉への入浴を広めてから、
入浴用途にも使われるようになった。

藩政時代は本陣も置かれ、津軽藩主も入浴した由。



浅虫温泉、ホテル萩乃

青い森鉄道の駅前南側にあるホテル萩乃だ。

今夜はここでお世話になる。
久しぶりに温泉旅館に宿泊し、旅館料理と温泉で疲れを癒した。

昨日まで団体客で忙しかったそうだか、日曜日の夜に宿泊したので、
客は殆どなく、温泉も独り占めであった。



青い森鉄道、跨線歩道橋・ゆうやけ橋

翌朝、6:30に朝食を取り、浅虫温泉駅に向かう。
今は、立派が跨線橋が出来ているので、駅が便利になった。

浅虫温泉駅発7:29の電車で、昨日街道歩きを中断した、西平内駅に向かう。


(青森市 浅虫 蛍谷)
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