紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 657
青森市・浅虫温泉駅



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青森市浅虫

青森県営、浅虫水族館

旧道を進むと、左側の青い森鉄道を線路を挟んだその先に、
青森県営の浅虫水族館が見えてきた。

馬場山山麓に展開する浅虫水族館は、青森湾を望む本州最北端の水族館で、
開園は昭和58年(1983年)。

それ以前は、大正13年、東北帝国大学理学部付属の臨海実験所併設の水族館があったが、
この水族館開館と共に閉館となった。

現在の水族館は、県内の水産資源や世界の珍しい水生動物など
約534種、1万1千点を飼育展示している。

人気はイルカショーのようだ。



東消防署、浅虫分署

旧街道右側にある青森地域広域消防事務組合の東消防署浅虫分署だ。

青森市、今別町、外ヶ浜町、蓬田村、平内町の
東青地域5市町村によって組織された消防組合である。

面白い形をした火の見櫓となっている。



湯ノ島

右側が開け、目の前に青森湾(陸奥湾)に浮かぶ湯の島が目に飛び込んできた。

湯の島は、カタクリの群落があり、4月には「湯の島カタクリ祭り」が催されている。

「湯の島は 海のもなかに 冬さびて 磯のなだりに 常磐樹の立つ 鹿児島寿蔵」
と刻まれた歌碑が建っていた。

鹿児島寿蔵(かごしまじゅぞう)は人形作家で歌人である。
1961年に紙塑人形の人間国宝に指定されている。



浅虫温泉駅

青い森鉄道の浅虫温泉駅前だ
浅虫温泉駅は、東京より722km、明治24年開業で
当時は浅虫駅であったが、1986年に現在の浅虫温泉駅に改称されている。

手前は旧街道と青い森鉄道を跨ぐ歩道橋で、ゆうやけ橋と呼ばれている。



浅虫温泉駅通り

跨線橋である「ゆうやけ橋」より、浅虫温泉駅前l通り(旧街道)を俯瞰した写真である。

現在の浅虫温泉のメイン道路であるが、
藩政時代はこの写真の左手(青い森鉄道の東側)が中心であった。

旧奥州街道は、浅虫温泉を出ると前方の山越えとなる。


(青森市 浅虫 坂本 蛍谷)
1206/1407)

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