紀行写真集
旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 661
青森市浅虫・善知鳥崎
Hitosh
青森市 |
浅虫山下・善知鳥坂行き止まり |
峠の頂上付近の電波塔の前を進むと、道が藪で覆われ消失している。 地理院の地形図には、この先も徒歩道が続いている。 道を間違えたかと思って、持参のGPSナビで確認したが間違いない。 行けるはずと思い、少し進んでみたが、とうとう歩けなくなった。 あと少しで坂を下り、久栗坂に着くはずであるが、諦める。 ここから小一時間かけ、登ってきた山道を戻るのは悔しいが仕方ない。 |
浅虫・善知鳥坂 |
善知鳥坂を、そのまま下って戻るのは少し癪であるので、 諦め悪く、より山側(東側)を道を登ってみた。 この辺の地下を青い森鉄道の浅虫トンネルがあるところだ。 バンガロー風の小さな家が建っていたが、この先にもバイパスとなるような道は無かった。 |
善知鳥崎 |
善知鳥坂を下り、陸奥湾の海岸線まで戻り、国道4号線に合流する。 そして、少し進むと、正面に善知鳥崎(うとうまい)のトンネルが見えてきた。 今はトンネルができているが(明治24年開通)、それ以前は、 写真右側の波打ち際の道で、善知鳥崎の崖に梯(かけはし)が掛けられてあった。 なお、善知鳥坂経由の山越えルートは、この写真の左側の山の上となっている。 |
善知鳥崎梯跡 善知鳥崎の先端に設けられた遊歩道。今でこそ崖を削り、歩きやすい小路となっているが、かつては6尺ほどの板が渡してあり、その板を通る道となっていた。 アイヌ語で、ウトウは突起を意味するとのこと。越後の親不知・子不知と並び称された難所であった。 |
青森市久栗坂 |
善知鳥崎の難所を超えると、青森市浅虫から、久栗坂(くぐりざか)となる。 国道4号線は左であるが、旧道は前方の分岐を右の海岸側を進む。 県道259号線で久栗坂方面である。 |
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