紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 667
青森市・102野内宿


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青森市

102野内宿、中野内

野内関所(番所)前を抜けると、左側に「中野内」と書かれたバス停があった。
この辺が、旧奥州街道102番目の野内宿の中心であろうか。

幕末の野内村は、小さな商店や農漁民の家など、戸数60〜70軒であった。
問屋があり、往来切手を扱っていた。



野内、當古寺

宿場内街道右側にある當古寺。
浄土宗の寺で、津軽八十八ヶ所第24番札所となっている。

寺の木彫阿弥陀如来立像は、青森県の「県重宝」に指定されている。

元和7年(1621年)、大坂から移され、本尊として安置されたもので、
鎌倉時代の造像と推定されている。

ここの地名は、青森市野内字菊川となっていた。



野内郵便局、名残松

街道左側にある旧奥州街道名残の松。
左の建物は、野内郵便局である。



野内駅

街道左側にある青い森鉄道の真新しい野内駅である。

平成23年に、青森県立青森工業高校の移転に合わせ、
ここに移転したものだ。
東京から728.5kmである。

それまでは、ここから1.6km離れた、野内宿の入口付近の
青森市野内字浦島にあった。

明治26年に開業した駅である。



野内川、野内橋

野内駅前を抜けると、前方に大きな橋が見えてきた。

野内川に架かる、野内橋である。
この橋を渡ると、青森市野内から原別となる。


(青森市 野内・菊川)
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