紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 678
青森市・柳川〜沖館


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青森市

青森、森林博物館

旧街道右側に、一際目立つ建物の青森市の森林博物館。
青森県産ヒバ材を利用し、明治41年に建てられた
ルネッサンス式木造建物の青森営林局庁舎を利用したものだ。

なお、青森ヒバは、日本三大美林の一つとされている。

昭和53年市制施行80周年事業の一つとして、
青森営林局庁舎が新築されるのを機会に、
この旧庁舎を転用して、昭和54年に森林博物館として開館した。

自然・森林と人間生活の関わりあいや、
緑化・林業知識の普及を図るための
全国初の森と木を考える博物館となっている。



沖館橋、沖館川

正面に沖館川に架かる沖館橋が見えてきた。

沖館川は、青森空港北部の青森市岩渡付近の丘陵地を源流とする川で、
青森市柳川と沖館の境界から青森湾(陸奥湾)に流入している。



沖館川、河口側

沖館橋より沖館川下流を見た写真だ。
右側の建物は、青森森林博物館である。

この川の上流には縄文時代の集落跡が発見され、
三内丸山遺跡として残されている。



沖館稲荷社

沖館川に架かる沖館橋を渡ると、左側に沖館稲荷社がある。

正規町天皇の御代に、藤原家の子孫が陸奥国平定の命を受けたとき、
上方より背負い来た御神体を、沖館村と古川町の産土神として
祀ったのが始まりとのことだ。



沖館稲荷社拝殿

沖館稲荷社の拝殿である。

主祭神は、命の根、イネの精霊である「倉稲魂命」、
父神「須佐之男命」、母神「太市姫命」とのこと。

境内には、二宮金次郎の石像と、
津軽生まれの太宰治「走れメロス」の一文を
太宰治の長女である園子が直筆した石碑が建っている。


(青森市 柳川 篠田 沖館)
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