紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 686
青森市・奥内〜前田


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奥内川河口

青森市奥内字宮田と奥内字川合の間にある奥内川の河口側だ。

この先左側に、奥内漁港があるところだ。

奥内川は、津軽半島源ノ森(標高353m)の東麓を源流として、
流路延長2000mの河川だ。



奥内郵便局、三社宮社標

奥内川を渡ると左側に、奥内郵便局(奥内字川合)がある。

その前に「村社 三社宮」と刻まれた石造社標が建っている。
この先の、森の中に三社宮が鎮座している。

「青森市史」によると、明治の始めの神仏改めにより、
瀬戸子村の牛頭天皇、奥内村の蔵王宮と神明宮の三社を合祭し、
三社宮としたとのことだ。



奥内漁港入口

街道右側に、奥内漁港と書かれた案内標識がある。
この道を右折すると、すぐ先に奥内漁港が広がっている。

奥内漁港は、青森県農林水産部で第2種漁港に指定されている。

第1種は地元の漁業を主として、
第2種はそれより広く、第3種漁港に属しないもの
第3種は、その範囲が全国的なものとのことだ。



奥内平塚、貝倉神社

街道右側に貝倉神社と書かれた民家がある。

街道左側(西側)約4kmの奥内川中流域の
山中にある貝倉(かいくら)神社と関係がありそうだ。

貝倉神社は、山の斜面に突出している貝の化石が集ってできた大きな塊を
御神体とした神社である。

貝塚では無く、100万年前〜1万年前の「新生代第4期更新世」の頃、
海底の凹部に貝殻が運ばれ堆積し、塊状となったものが
地表に露出したものとのことだ。

全国的にも珍しい御神体である。



前田湯ノ沢バス停

旧奥州街道(松前街道)の前田字湯ノ沢地区に入る。

「前田湯ノ沢」と書かれた、青森市営バス停があった。


(青森市 奥内 前田)
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歩行略図
青森市油川駅〜津軽宮田〜奥内駅



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