紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 695
蓬田村・蓬田〜郷沢


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蓬田、陸奥湾

防波堤を超えて、海岸線に出てみた。

波浪の浸食を防ぐ護岸工事(緩傾斜堤)が延々と施されていた。
もとよりその痕跡は無いが、
かつての奥州街道は、この海岸線であった。

今まで夏泊半島に遮られて見えなかった下北半島が、
右前方に見えてきた。

下北半島の先端部の恐山山地である。



蓬田街並み

旧街道に復帰する。
赤いトタン屋根の家並みである。



蓬田、旧家

左側の見事な赤い瓦屋根は、
形状からして茅葺屋根の上に瓦を葺いたようである。

立派な屋敷である。

蓬田は平地が多く、古くから開けたところであった。
中山山脈から流れる4本の川を農業用水に利用して、
「上磯地方の蔵」と呼ばれる美田が広がっている。

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蓬田漁港手前

再度、海岸線に出てみると、漁船が浜に係留されていた。
左前方に、蓬田漁港の突堤が見えるところである。

背後は下北半島の先端部である。



蓬田八幡宮、蓬田城址


左側に蓬田八幡宮の大きな石像の社標がある。

この蓬田八幡宮は、
南北朝時代の安東氏一族である潮田四郎の居城跡と言われ、
その後、蓬田越前則正が移り、
天正13年(1585年)、津軽為信に敗れるまでここを治めていた。


(蓬田村 蓬田 郷沢)
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歩行略図
蓬田村〜蓬田宿〜郷沢駅〜旧蟹田町境



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