紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 696
蓬田村・蓬田川〜蓬田漁港


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蓬田川、蓬田橋

かっての蓬田(よもぎた)城跡にある蓬田八幡宮口を過ぎると、
正面に蓬田川に架かる蓬田橋が見えてきた。

川の畔には、小さなお堂があり、中には着物を来た地蔵尊が祀られてあった。



蓬田川河口

蓬田橋より蓬田川河口を見た写真である。

蓬田川は、津軽山地の赤倉岳(563m)の北麓を源流とする川で、
ここで陸奥湾に流入している。



蓬田漁港入口

旧街道に復帰し少し歩くと蓬田漁港入口だ。

右手の木造のお堂には、着物を来た地蔵尊が祀られてあった。
津軽に入ると、集落の出入り口には、
必ずこのような堂が設けられているようだ。

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蓬田漁港荷捌所

蓬田漁港に立ち寄ってみる。
正面の建物は、蓬田漁港荷捌き所だ。

蓬田漁業協同組合の登録漁船数は98隻、組合員は82名とのこと。

主な漁業種類は、ほたて貝養殖、定置網、小型底引き網、潜水器漁業だ。
主な魚種は、ホタテ貝、カレイ類、ナマコ類、イワシ類、イカ類とのこと。



蓬田漁港


前方の突堤は釣り場として知られているところだ。

蓬田沿岸は、遠浅の砂泥地になっていて、ヒラメやナマコ等の絶好の漁場である。
藩政時代は、蓬田の煎り海鼠は幕府への献上品であった。

蓬田の海鼠は、品質が堅く、容易に柔らかくならずに長持ちしたという。


(蓬田村・郷沢 宮本 浜田)
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歩行略図
蓬田村〜蓬田宿〜郷沢駅〜旧蟹田町境



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