紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 697
蓬田村・郷沢駅〜瀬辺地


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蓬田漁港案内板

蓬田漁港の大きな案内板だ。

蓬田地区(蓬田漁港)地域水産物供給基盤整備事業についての案内板である。
建立したのは東地方農林水産事務所、東青地方漁港漁場整備事務所となっている。

この説明板によると、地名の由来として、
天正年間に当地北部の蓬田大館(現蓬田八幡宮)に居を構えた、
蓬田越前(相馬氏)の性に由来するといわれるが、
逆に地名を姓にしたしたとの説もある。

当村で漁獲されるナマコから作られるイリコは、
名産品で藩に上納された。

また、イリコ製造のために、藩では「イリコ仕立方」の役を任命して、
これを担当させた、と記されてあった。



郷沢駅入口

蓬田漁港より旧街道に復帰し、
しばらく歩くと左側にJR津軽線の郷沢駅入口があった。

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JR津軽線、郷沢

JR津軽線の郷沢駅だ。
ここの地名は蓬田村大字郷沢字浜田である。

郷沢駅は、昭和34年に開業した駅で、
東京より760.2kmにある駅舎のない無人駅だ。

例によって、よくぞここまで歩いてきたものだと、一人悦に入っている。



郷沢駅、特急通過


郷沢駅のホームの待合室を借り、休憩した。

街道に復帰しようとした時に、
新青森発の津軽海峡線、函館行きの特急白鳥が通過した。

この車体は、グリーン車付きの485系特急電車である、



蓬田、旧街道

旧街道(国道280号線、松前街道)に復帰する。

蓬田村の瀬辺地(せへじ)から広瀬と変わる。
広瀬は蓬田村の北端で、北側は外ヶ浜町(旧蟹田町)蟹田と接している。

蟹田は、旧奥州街道106場目となる蟹田宿のあったところである。


(蓬田村・郷沢 瀬辺地 広瀬)
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歩行略図
蓬田村〜蓬田宿〜郷沢駅〜旧蟹田町境



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