紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 713
外ヶ浜町平舘・107平舘宿


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平舘宿入口

この辺が、平舘宿の入口であろうか。
左斜め前には旧平舘村の役場(現外ヶ浜町平舘支所)のあるところだ。

この丁字路を左折したところには、平舘不老不死温泉がある。

津軽半島で最も古い温泉で、300年の歴史があるとのこと。
かつては鶴の湯、蟹の湯に分かれていた温泉場をまとめて、
不老不死温泉とした由。

2200年前、中国の秦の始皇帝が不老長寿の仙薬を求め、
徐福を東の海に浮かぶ蓬莱の島へ派遣した時、
ここにも訪れたとの伝説に因み、
「この湯に浸りいつまでも健康で長生してほしい」
との願いを込めて命名したとのことだ。



平舘役場前バス停と辻堂

旧平舘村役場(平舘支所)の前に
携帯電話が普及した今では珍しくなった電話ボックスがあり、
その左側には小さな辻堂がある。

中は、晴着を着た地蔵尊であった。

左の建物、役場前バス停の待合所である。



旧平舘村役場(平舘支所)入口

外ヶ浜町平舘支所前である。

外ヶ浜町は平成17年に、平舘村と蟹田町、
そして飛び地となっている三厩村が合併してできた、
未だ新しい町である。

道路標識には、左折平舘支所、根岸湯の沢温泉郷と書かれてあった。
直進は、今別、平舘である。

旧平舘村根岸湯の沢温泉郷は、
上記の不老不死温泉、そして湯の沢温泉ちゃぽらっとである。

「ちゃぽらっと」は、
湯の沢温泉を2010年のリニューアルに合わせて呼び名を変更したようだ。
津軽弁で、「それでは、一寸お風呂にでも」みたいな意味だそうだ。

入口横には無料の足湯が併設されている。
入浴料は350円であった。



平舘、湯の沢橋

旧平舘村の根岸の湯の沢橋に架かる、湯の沢橋である。

.


平舘、湯の沢川上流

湯の沢橋より、湯の沢川の上流を見た写真だ。
この川の左側(右岸)に、湯の沢温泉郷がある。

川名からすると、湯が流れ込んでいたのであろう。
正面の山は、山居山(さんきょさん、244m)だ。


(外ヶ浜町平舘 根岸湯の沢)
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