紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 726
今別町・高野崎〜袰月


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今別、高野崎入口

今別、高野崎入口。
高野崎からは、北海道松前半島や龍飛崎、下北半島の眺望の良いところだ。

高野崎には、灯台があり、キャンプ場ができている。



高野崎駐車場

高野崎の広大な駐車場。
前方の店は、展望レストランである食事処「信光丸」。

ここの海鮮丼や海峡いさりび丼が人気とか。
津軽海峡で取れるマグロ、アワビ、ホタテ、岩ガキ等が具材となっている。

地名は、今別町袰月(ほろづき)字下村下である。



今別、奥津軽駅予定地

左側に北海道新幹線奥津軽駅(仮称)と書かれた標識。
平成26年に新駅名として「奥津軽いまべつ駅」と決まったようだ。

その先には「袰月魚籠(ぎょらん)観音入口」の案内標識がある。

入口には赤い鳥居があり、
その先に魚籠を持った石造の魚籃観音が祀られている。

唐に魚売りの美女がおり、村中の若者たちが次々と求婚するが、
女性は観音経、金剛経、法華経を暗誦できる者に嫁ぐと告げる。

若者たちは競ってお経を覚え、めでたく三つの経典を暗誦した若者と結婚した。

女性は、まもなく亡くなるが、その女性の骨が黄金であったことから、
法華経を広めるために現れた観音様とされ、
以後魚籠観音(馬郎婦観音)として信仰されるようになった。

海上安全、大漁祈願、安産祈願に加え、
女性観音であることから、女性の諸々の悩みを取り除くとされている。



今別、袰月辻堂i

高野崎からの坂を下っていく。
前方に袰月の集落のあるところだ。

下り坂の途中右側に、未だ新しい、小さな辻堂あった。



今別、袰月夫婦地蔵尊

小さな辻堂の中には、晴着を着た夫婦の地蔵尊が並んでいる。
優しい顔の地蔵尊であった。

津軽では、集落の境界ごとに地蔵尊があり、道祖神の役割も担っているようだ。


(今別町 袰月)
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