紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 732
今別町・大泊〜山崎


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今別町、中宇田川河口

今別町字大泊(おおどまり)から山崎に入る。

中宇田川に架かる橋より河口を見た写真である。
背後は、龍飛崎だ。

中宇田川は、
津軽山地の坊主岳(495m)の西麓を源流とする川だ。
この川の右岸には、町営の山崎放牧場(山崎字山元)が広がっている。



今別町山崎、旧街道分岐

中宇田川を渡ると緩い上り坂となる。

Y字路となっており、旧街道は右側で、左側はバイパスとなっている。

標識には、
  左 竜飛崎 23km、権現崎 53km
  右 今別町役場
と書かれてあった。



山崎、辻堂

右側の細い道を進むと、左側に、
百万遍念仏碑と並んで山崎の辻堂があった。

この辺が山崎集落の入口であったようだ。



今別町山崎集落、名残の松

今別町の山崎の集落に入ると、左側に、
津軽海峡よりの強烈な風により、大きく湾曲した名残の松があった。

冬の季節風の凄さを感じさせる木である。
左側の赤く見える建物は、今別町消防団第八分団支所だ。

享和2年(1802年)の伊能忠敬の「沿海日記」によると、
今別村は家67軒、ここ山崎村は12軒、
そして一本木村は14軒と記録されている。

現在の山崎集落の戸数は、約65戸とのことである。



今別町、山崎宇賀神社

さらに進むと、左側に山崎宇賀神社がある。

文政7年(1824年)の神社書上帳には、
山崎村稲荷宮と記録されており、これが今の宇賀神社と改称された。

なお遺構はないが、ここに山崎一里塚があったようだ。


(今別町 大泊 山崎)
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