紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 743
外ヶ浜町三厩・義経寺~稲荷神社


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義経寺観音堂前、燈明の松

急な階段を上った義経寺入口のところにある
観音堂の前の燈明の松(夫婦松)の切株。

観音堂開山当初からあった樹齢300有余年の松の大木2本で
夫婦松とも呼ばれていた燈明の松だ。

沖往く船の恰好の目印であり、
梢が後光を差したように輝いていたので、
燈明の松と呼ばれていた。

二本とも、樹高22m、幹の周囲3.7mで、
青森県環境指標植物に指定されていたが、
昭和56年、落雷が原因で枯れてしまったとのこと。

その後伐採され、写真はその根の一部である。



義経寺本堂

義経寺の本堂である。

浄土宗竜馬山義経寺で、円空の開基と伝えられている。

その後、一時廃寺となっていたが、
明治になり、今別の本覚寺から檀家を割譲され、
浄土宗の寺となって再興された。

本堂には阿弥陀如来像がまつられ、本尊となっている。



義経寺より三厩中浜集落

義経寺より、津軽海峡を見下ろした写真である。
左前方の島影は北海道の松前半島だ。

手前の集落が三厩中浜で、海岸線が義経海浜公園となっている。
写真中央左の海岸にある、松を抱いた岩が甲岩(かぶといわ)である。

義経が蝦夷地へ渡る時に、
無事に渡れるようにと、
自分の甲を海神に捧げたと場所と伝えられている。



義経寺より下北半島

義経寺より津軽海峡を見た写真である。

手前右が三厩湾、そして高野崎、
その先正面の山並みは下北半島である。

義経寺は、津軽海峡や三厩湾を見下ろす、
実に見晴らしの良いところである。



三厩、中浜稲荷神社

義経寺の旧階段を下りて、三厩の中浜集落に戻ると、
左側の民家の間に中浜稲荷神社がある。

ここの地名は三厩字中浜76となっていた。


(外ヶ浜町三厩 中浜 家ノ上)
1210/1510

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