紀行写真集


旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 33

白河・九番町〜谷津田川〜1番町



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白河

白河・七番町

稲荷山をぐるりと半周する様に進むと、白河・小峰城下町の南口の九番町となる。
如何にも城下町らしい町名で、稲荷山山麓から九番町、七番町と続き、一番町で終わっている。

写真は、白河・七番町の町並みである。当然とは言え、往時の面影は皆無であった。

風神山・金比羅神社
  旧街道左手の風神山(405m)山麓にある金比羅神社である。


谷津田川

三番町に入ると、阿武隈川支流の谷津田川(やんたがわ)に架かる南湖橋を渡る。
写真は南湖橋より右側(下流側)を見た写真で、正面の橋は恵比寿橋である。

白河宿に沿って、南側を流れている川で、せせらぎ通りと命名された遊歩道となっている。
平成10年8月の豪雨で氾濫し大きな被害が出たため、災害復旧事業により整備され、
平成15年に完成したものだ。

しかし、この川名を「やんたがわ」とは読めなかった・・・

一番町・民家
  谷津田川を渡ると、一番町に入る。此の辺に白河宿の木戸があったというが、標識は無かった。
  この先で、旧街道は直角に右に曲がっている。幕府道中奉行管轄の奥州道中最期の宿場、奥州街道27番目の宿場白河宿である。


月よみの庭

直角に右に曲がる角に「月よみの庭」と書かれた小公園がある。
月読か、月夜見の意であろうか。

地元の白河石を敷き詰めた庭である。
白河石は、芦野石と同じ種類で、白河火砕流の灰色や灰紫色の凝灰岩のことである。

一番町を抜けると、勘定町や細工町、道場町、金屋町、宰領町、鷹匠町、
手代町、袋町、蔵町、大手町等と如何にも城下町らしい町名が続いている。


(福島県白河市九番町、一番町、天神町)
0905/0909
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歩行略図
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