紀行写真集
旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 54
矢吹町新町・33中畑新田宿
Hitosh
古道標 大和久宿から奥州街道33番目の宿場・中畑新田宿の入口付近に古石柱があった。記入された文字は風化されて判読できなかった。 中畑新田宿には常陸街道の追分があり、そこにあった文化8年(1811年)建立の常夜灯は矢吹町八幡町の八幡神社に移設されて、保存されている。 この辺がかつての追分であったのだろうか。常陸街道は、現在は、この少し先の県道42号線(矢吹小野線)となっている。 |
33中畑新田宿 |
中畑新田は慶長年間(1596〜1615年)、蒲生氏の命で中畑村(矢吹町)の民家が、 大和久村内の赤坂に移り宿駅となったのが始まりである。 脇街道である常陸街道の起点として栄えたこともあったが、 何度かの大火で衰退し、宿駅の中心は次の宿場・矢吹宿に移っていたようだ。 |
幸福寺 中畑新田宿の中心部左側に新しい天台宗の幸福寺がある。今は、この本殿を使用しているようであるが、この先に古くからの幸福寺本殿が残されているので詳細は後述とする。 |
大山祇神社 |
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高床社 旧街道を挟んで反対側(東側)に大山祇(おおやまつみ)神社がある。高床式の小さな社があった。 大山祇神は山を司る神である。山の樹木が雨水を涵養することから水源、水利の神として崇められている様だ。 |
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