紀行写真集
旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 100
安達太良川・本宮橋〜本宮宿・北町入口
Hitosh
安達太良川・本宮橋 |
旧奥州街道の45番目の宿場本宮宿の南町と北町の間に 横たわっているのが安達太良川である。 写真は、その安達太良川に架かっている本宮橋だ。 川の向こうは、旧本宮宿・北町(荒町、中町、大町)である。 |
安達太良川・上流側 |
安達太良川に架かっている本宮橋から上流を見た写真である。 前方の山は左が和尚岳(1602m)と右のピークが安達太良山(1700m)である。 安達太良川は、この山裾が源流となっている川だ。 左手前の石碑は安達太良川改修記念碑である。 説明板によると、昭和61年の台風で大洪水となり、本宮町の中心部で679戸が 床上、床下浸水した。 洪水が起きないように大規模な護岸工事を行った、その記念碑である。 |
安達太良川・下流側 |
本宮橋より安達太良川の下流を見た写真である。 すぐ先で、安達太良川は阿武隈川に合流している。 |
歌碑 川岸にある東屋と歌碑である。歌碑には「故里の 道はこの道 雲光る」と刻まれてあった。 菊地沖之介(俳号玉令)の顕彰句碑で、明治17年に地元で生まれ、安積高校の教師をしていたと裏面に刻まれてあった。 |
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本宮宿北町入口 橋を渡ると荒町となる。本宮宿の北町の入口である。宿場としては、こちらの北町の方が南町よりも古く、戦国時代にはすでに北町を中心とした宿場町が形成されていた。 さらに古代には、もう少し北側の本宮字立石に、古代の東山道安達(あだち)駅(駅馬数10疋)があったと比定されている。この立石とは、古代路特有の道しるべとして立ててある石の意である。 |
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