紀行写真集
旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 135
福島・JR南福島駅〜大森川
Hitosh
JR南福島駅前通り |
東京発7:04の新幹線で郡山まで来て、東北本線に乗換え、 前回中断したJR南福島駅に着いたのは9:20であった。 旧奥州街道歩きの再開である。 今回は、雪の陸奥路を歩いてみたくて、大雪の翌日にやってきた。 しかし、3月の雪は僅かに路肩に残すだけで殆ど融けていた。 |
街道/福島郷野目 |
駅前通りから旧街道に復帰すると、正面に信夫山(273m)が見えてきた。 古代の東山道は、この信夫山が目印であった。 この山の手前の森谷町に東山道の駅・岑越(みねこし)があった。 前の駅・湯日から17.3kmの距離である。 |
郷野目日吉神社 街道右側に、郷野目山王権現日吉神社がある。桓武天皇の御代の延暦16年頃(797年)、坂上田村麻呂が征夷大将軍として東夷鎮定のため下向した。 その時、比叡山延暦寺の守り神として鎮座する山王権現日吉の大神に願をかけ平定することが出来たので、その紳徳に報謝し、当村山王田に祭祀したと伝えられている。 その後、現在地に遷宮された。 |
荒川橋 |
大森川に架かる荒川橋を渡る。 この大森川は現在の荒川の本流であったが流路がかわって、今は別の川となっている。 ただ、橋名は今でも荒川橋となっている。 |
大森川下流側 |
荒川橋から大森川(旧荒川本流)下流方向(東側)を見た写真である。 河川敷には昨日までの雪が融けずに残っていた。 なお、現在の大森川は福島市の金剛山(460m)付近を源流とする川で、 このすぐ先で濁川と合流して阿武隈川に流入している。 正面の山はハイキングコースの整備された十万劫山(じゅうまんこやま、429m)だ。 そして、この辺の標高は約60mである。 |
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