紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 152

53桑折宿・西町〜本町




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桑折宿


諏訪神社

桑折宿入口の枡形を抜けると、右手に諏訪神社がある。
この諏訪神社は伊達氏が城の守護神として、建立したのが始まり。

長野の諏訪社に倣って御柱祭りが、6年に一度行われる。
柱の引き回しと、山車の練り歩きや神輿の渡御も行われる祭りだ。

桑折は古代の東山道の伊達(いたち)駅(馬10疋)があったところで、
古くから開けた町であった。
また、仙台藩主伊達氏の発祥の地でもある。

伊達氏の祖・伊達朝宗(中村念西入道朝宗)は、文治5年(1189年)に藤原国衡の軍と
戦った時の功により、頼朝より信夫、伊達の地を賜わり伊達と称した。

江戸時代に入り領主は何度か変わったが、貞享4年(1687年)に幕府領となり
代官が置かれた。

街道左手ある古井戸と弁財天
  手動式汲み上げポンプと、井戸の背後には弁財天と湯殿山と刻まれた石柱あり。
  この井戸は奥州街道に面しており、旅人のオアシスでもあったであろう。  


桑折宿西町

街道右側、桑折宿西町の旧家。

河岸段丘の上にある。
写真前方の低いところが阿武隈川で、かつては桑折河岸があった。


街道左手ある
  街道右側に旧伊達郡郡役所が残されている。この建物は、明治16年に県令三島通庸(みちつね)によって、前任地の西田川郡役所に似せて建てられた。
  物見塔のある総2階左右対称の洋風建築で、国の重要文化財に指定されている。
  河岸段丘の上にあり、阿武隈川を眼下にした目立つ建物であった。ここは、江戸時代は桑折陣屋のあったところである。


桑折宿・本町

街道は郡役所の前で左折となり、本町に入る。
ここが桑折宿の中心街であった。


(福島県桑折町西町、陣屋、本町))
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歩行略図
伊達駅口〜53桑折宿〜JR桑折駅



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