紀行写真集
旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 156
JR桑折駅〜福島駅
Hitosh
桑折駅入口 |
上町の無能寺を出ると、正面にJR桑折駅口の交差点が見えてきた。 今回は、ここで街道歩きを中断して、JR桑折駅に向かう。 桑折での宿泊を考えて探したが、市街地には無かった。 仕方ないので桑折駅から福島駅まで電車で戻り、福島のホテルに泊まることにする。 なお、駅から離れているが、産ヶ沢川沿いにある桑折温泉「うぶかの郷」は宿泊可能である。 |
JR桑折駅 |
JR桑折駅は伊達郡では一番最初の明治20年に開業している。 東京から285.9kmの距離だ。 背後の山が銀山で知られた半田山(863m)である。 手前の低い山は桑折西山城のあったところだ。 文治5年(1189年)伊達朝宗が、源頼朝の平泉藤原氏討伐の時に手柄を立て、 恩賞として伊達郡を賜ったとき、ここに城を構えた。 15代目の晴宗が米沢に移るまで、約360年も伊達氏の本拠であったところだ。 |
桑折駅舎内 駅の待合室に隣接して、郷土品や地元紹介のチラシが置いてあった。 ここで頂いた桑折町散策ガイドは重宝した。桑折町役場産業振興課の発行したものだ。 |
福島 |
JR福島駅 |
桑折駅発17:02の電車で、福島駅に着いたのは17:16であった。 福島駅は明治20年に開業した大きな駅だ。 大宮−仙台駅間では最大の駅舎設備となっている。 東北新幹線の停車駅で、当初奥羽新幹線の分岐駅として建設されたことによるが、 現在は山形新幹線が利用している。 この奥羽新幹線は、福島から山形を経由して秋田までの新幹線基本計画路線であるが、 計画のままとなっている。 |
信夫山 |
今回は、駅近くの福島東急インに宿泊する。 東急の株主優待券を使っての宿泊であった。 写真はホテル(12階)の窓より、福島市街を見下ろしたものだ。 前方の山が、福島市のシンボルでもある信夫山(273)mである。 |
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