紀行写真集
旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 165
国見・高城〜55貝田宿
Hitosh
国道4号線/国見・高城 |
国道4号線の下を潜り反対側に出る。 この交差点を左に行くと厚樫山展望台である。 標識には「あつかし山展望台入口 これより2.6km」と書かれてあった。 左上部の坂にあるのが奥州街道55番目の宿場・貝田宿である。 |
阿武隈高地 |
貝田宿への道は、この果樹園と畑の中の坂道であったが、今は失われている。 遠く、阿武隈高地が望める景色の良いところだ。 右端の山が霊山である。 |
55貝田宿入口 |
国道4号線から別れ、細い坂道を登ってくると、 写真右側の「奥州街道 貝田宿入口」と書かれた表示板に歓迎される。 この辺は枡形になっていたところで、かつては右下から街道が続き、ここで右折となったようだ。 |
貝田宿、三ツ石 貝田宿入口にある三ッ石である。同じような石が行儀良く三つ並んでおり、昔からこの石が目印であった。 ここに国土地理院の水準点があり、標高は151.8mである。 貝田宿は緩い坂道の途中にある宿場である。 |
貝田宿中心部 |
この辺が貝田宿の中心部であったようだ。 貝田宿の大きな説明版があった。 古地図によると、この辺に検断屋敷、制札場(せいさつば)が置かれ、 この左手に問屋場を兼ねていた名主伊左衛門の居宅があった。 石垣によって区切られた屋敷割りは江戸時代からのもので、 町中を流れる風呂沢川(姥上沢)を挟んで、道幅4間(7.3m)、長さ4丁(435m)の 街道沿いに、60戸前後の家並みが続いていた。 |
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