紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 170

白石・越河宿〜出口




Hitosh



白石・越河


越河・定光寺

越河宿の中央部より左に入り、旧街道に並行しているJR東北本線のガードを
潜ったところの山裾に、定光寺(じょうこうじ)がある。

臨済宗妙心寺派、瑞泉山定光寺だ。


定光寺本堂
  定光寺の境内に入ってみる。正面にあるのが本堂である。
  明治6年、この境内には現越河小学校の仮校舎があり、明治18年に越河字丑山に新校舎が出来るまでは、ここで授業が行われていた。


諏訪神社参道

定光寺の北側に諏訪神社がある。
写真は旧街道から見たもので、階段を登りJR東北本線を渡った先に神社がある。

寅年と申年に行われる御柱祭りで知られて所だ。
諏訪神社の氏子の代表が献木をし、諏訪神社の拝殿裏にご神木を立て
防火・鎮火を祈願する神事だ。

山から木を一本切り出し、献木者の自宅まで運ぶ「山出し祭り」、
御神木をお披露目しながら越河の町を通り、諏訪神社に運ぶ「里曳き祭り」、
そして、最後に諏訪神社で神木を立てる祭りである。

諏訪神社境内には、芭蕉句碑が建立されている。

  「咲みたす 桃の中より 初さくら   芭蕉」
  「梅さくら 松は御前に 夏の月    曾良」



越河宿出口付近

諏訪神社より旧街道に復帰する。
左の2棟は、萱葺き屋根にトタンをかぶせた旧家である。

越河宿は、かつての宿場を偲ばせる町並みが残されている。



越河

越河宿の家並みを抜けると、右側が開けてきた。
3月というのに、まだ一面の雪景色であった。

次は旧奥州街道57番目の宿場斎川である。



(宮城県白石市越河)
1003/1008

写真が一部表示されない場合は、「ページの更新」(F5キー)、又は「画像の追加」(右クリック)を行うと表示されます

前へ 目次 次へ

歩行略図
貝田宿〜越河宿〜馬牛沼



街道写真紀行


悠々人の日本写真紀行

TOP 北海道 東 北 関 東 中 部 近 畿 中国四国 九州他

Hitosh


inserted by FC2 system