紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 212

岩沼宿・中央




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岩沼市

岩沼宿中央町並み(旧南町)

竹駒神社を出て、岩沼宿内の旧街道を北上する。
現在の住所表示は中央1丁目となっているが、かつての南町である。

多くの旧家が、かつての面影を留めたまま残されている。



岩沼宿南町権断屋敷
本陣・南町権断屋敷跡(八島家)
  街道左側にかつての南町検断屋敷、岩沼宿本陣があった。
  南町検断屋敷は北町、中町と同様に藩の費用で設置されたもので、治安、交通運搬、鉄砲鑑札等を担っていた。また肝入り(名主、庄屋)と共に、「高人数御改帳」の役目も担っていた。
  上の写真は当時の検断屋敷の突上二階櫓門である。


旧家・小野酒造店

「銘酒武隈」と看板のある旧家。
小野酒造店だ。享保元年(1716年)初代惣助以来、麹製造業であったが、
6代目惣助が文久元年(1861年)に酒造業に転じ、現在まで続いている。

当初の酒の銘柄は「巴」、「旭」とあり、当時の岩沼館主古内家の御酒屋を務めていたので、
同家の家紋「左巴」より銘柄名を「巴」としたとのこと。
現在は、岩沼の古称、武隈の里の「武隈」を銘柄としている。

岩沼は旧家がそのまま残されているところが多く、写欲をそそられる町であった。


(宮城県岩沼市中央)
1004/1011

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柴田町・四日市場〜岩沼宿〜JR岩沼駅



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