紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 217

名取市・弘誓寺〜明神山古墳




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名取市

弘誓寺仁王門

弘誓寺(ぐぜいじ)仁王門である。
弘誓寺は、弘法大師により、承和年間(834〜848年)に開基されたという古刹だ。

真言宗智山派で本尊は不動明王とのこと。



植松家並み

弘誓寺境内から、東側の植松の町を見下ろした写真である。
この先約5.5kmのところが、太平洋二の倉海岸である。


館腰遊歩道
  弘誓寺の前の小さな川に沿って館腰遊歩道ができている。県営灌排事業の一環として農業用水の改良と合わせて、平成4年に完成した遊歩道である。
  丁度、旧奥州街道のすぐ傍を並行して、館腰神社、弘誓寺の前を通り、国指定の重要史跡である明神山古墳のすぐ傍を通り薬師堂の先で旧街道に合流している快適な道であった。


植松石塔群

館腰遊歩道を北上すると、左側に古石塔が集められてあった。左端が馬頭観世音で、湯殿山、古岑原金剛山、蔵王大権現等や、山神も祀ってあった。



雷神山古墳横

さらに館腰遊歩道を進むと鬱蒼とした山の裾を通る。

この左側が、明神山古墳である。東北地方最大規模の前方後円墳で、長さ168m、
後円分の径が96m、前方部の幅は96mもある大きなものだ。

出土品や立地、築造方法から、4世紀後半から5世紀前半と推定されている。
雷神山古墳という名称は、頂上部に雷神を祀った祠があったことから名付けられたという。


(宮城県名取市植松)
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歩行略図
JR岩沼駅〜岩沼宿北町〜名取市・館腰駅〜雷神山古墳〜東北本線踏切



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