紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 222

名取・天神塚古墳〜仙台・66中田宿




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名取市

天神塚古墳

名取市の北端のある天神塚古墳で、南北30m、東西26m、高さ2.8mの方墳で、
古墳の周りには幅8mの周溝が造られていた。
出土品より4世紀代の古墳と推定されている。

上余田石塔群
  古墳の頂上には天神社があり、その横には出羽三山の羽黒山、月山、湯殿山と書かれた石塔が並べてあった。


仙台市太白区

名取市、仙台市境

名取市上余田と仙台市太白区(たいはくく)の境界である。
太白区は仙台市を構成する5区のうちの一つで、合併前の旧仙台市の南西部と
旧名取郡秋保町からなる。

区名の太白は、区内にある太白山(320m)からきている。
円錐型の美しい山で伝説も多く、かつては近海を航行する船の目印ともなっていた。

仙台市の標識(写真左端)を見ると、東京・日本橋から歩き始めて、
やっと、仙台市まで到達したという感じであった。

旧奥州街道を順番に歩いていて、最初の目標が幕府管轄の奥州道中の終点白河宿で、
次が仙台街道の終点仙台宿であるから、もう一息で第2段階の完了である。



66中田宿入口

仙台市に入って、最初の宿場中田宿の入口付近である。

増田宿から仙台宿まで、今は町並みがつながっており、境界がわかりにくくなっている。
かつては宿場の南北に木戸があり、検断屋敷も置かれてあったが、
今は、その痕跡は消えている。

名取の里碑
  街道沿いに残されている、名取の里と刻まれた道標である。この辺が境界であったのであろうか。


(宮城県名取市上余田、仙台市太白区中田)
1005/1012

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歩行略図
増田川〜増田宿〜中田宿〜名取川〜笊川



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