紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 228

仙台城下・七郷堀〜南鍛冶町



Hitosh



仙台市若林区

七郷堀

七郷堀を渡る。
七郷堀は藩政時代に掘削されたもので、広瀬川の愛宕橋から農業用水を引いて、
七郷地区の水田地帯に送る堀である。

七郷とは、荒井、荒浜、蒲町、六丁目、伊在(いざい)、長喜城(ちょうきじょう)、
霞目(かすみのめ)のことをさしている。

途中、南染師町では染物を洗う作業が最近まで見られた。



南材木町町並

南材木町の枡形の手前、左手の店は武田染工場である。

南材木町から南染師町界隈には、越後屋染物店、桜井染工場、永勘染工場他の染物屋が
今でも営業している。

南材木町枡形
  広瀬川を渡り、河原町の入口木戸・丁切根から4回も角を曲がってきたが、ここでまた枡形(クランク形)になっている。
  如何にも城下町らしい周到さで枡形が出来ている箇所である。


穀町町並み

南材木町の枡形を抜けると、穀町(こくまち)に入る。

ここの石の標柱には「穀町、畳屋丁」と刻まれてあった。
城下町らしい町名が続くところである。



南鍛冶町

穀町を過ぎて南鍛冶町に入る。
正面の公孫樹は、三宝大荒神の大イチョウである。

このイチョウの大木は樹齢が約320年、樹高が21mに達し、市の保存樹木に
指定されている。


(宮城県仙台市若林区南材木町、殻町、南鍛冶町)
1005/1012

写真が一部表示されない場合は、「ページの更新」(F5キー)、又は「画像の追加」(右クリック)を行うと表示されます


前へ 目次 次へ


歩行略図
JR太子堂駅〜長町宿〜広瀬川〜仙台城下〜芭蕉の辻



街道写真紀行


悠々人の日本写真紀行

TOP 北海道 東 北 関 東 中 部 近 畿 中国四国 九州他

Hitosh


inserted by FC2 system