紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 231

仙台城下・北目町〜一番町



Hitosh



仙台市青葉区


北目町交差点

北目町にある二十三夜堂の前の旧街道を進むと、北目町交差点に出る。
この交差点から右の道(北目通り)を行くと、約700mで仙台駅である。

当初、今夜の宿泊は仙台駅前のホテルをと思ったが、調べたら旧奥州街道沿いに何軒も
ホテルがあるので今回は街道沿いのホテルに泊まることにした。

さて、旧街道はこの交差点の狭い道を直進である。左は五橋通りである。



柳町大日如来堂

北目交差点から静かな道を直進すると、柳町大日如来堂の前で丁字路になっており、
旧街道はこの前を左折となっている。

大きな城下町らしく、城下に入ってから、ここで実に9回目の曲がり角である。
もっとも旧東海道の岡崎城下は二十七曲がりであったから、それには及ばないが、
地図を見ながら道を探すのには苦労した。

ここ旧柳町は、伊達家が米沢領時代からの御譜代町で、
慶長6年(1602年)伊達政宗が仙台城下の町割りに使用した縄をここに集めて燃やし、
その跡に城下鎮護のため堂を建てて、大日如来を安置したと伝えられている。

以来、柳町のお大日さんとして、羊、申年生まれの守り本尊として親しまれてきた
如来堂である。

申と羊像
  大日如来堂の境内には、狛犬の変わりに左に申、そして右には羊が設けられていた。
五橋通り
  大日堂の前を左折して直進し、大通り(五橋通り)を横断する。写真の正面の道が旧街道である。


国分町通り

五橋通りを横断して、最初の丁字路を右折すると国分町通りで、この道が旧街道であった。
現在の国道4号線と晩翠通りの中間の道である。

この信号を渡った左角にホテルベルエアのあるところである。
写真の左の旗は創価学会かと思ったが、青、白、赤でフランスの国旗であった。

国分町通りに入ると、旧仙台道(奥州街道の別称))の終点である
「芭蕉の辻」はすぐ近くである。


(宮城県仙台市青葉区北目町、一番町)
1005/1012

写真が一部表示されない場合は、「ページの更新」(F5キー)、又は「画像の追加」(右クリック)を行うと表示されます


前へ 目次 次へ


歩行略図
JR太子堂駅〜長町宿〜広瀬川〜仙台城下〜芭蕉の辻



街道写真紀行


悠々人の日本写真紀行

TOP 北海道 東 北 関 東 中 部 近 畿 中国四国 九州他

Hitosh


inserted by FC2 system