紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 273

大崎・三本木伊賀〜蟻ヶ袋


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三本木

三本木伊賀

東北自動車道の跨道橋を渡り、反対側(左側、西側)にでる。
尾根道で、右下の切り通し部分を東北自動車道が走っている。



船形山山系

雨雲のなかから、西側にさっと日が射した。
明日は晴れそうだ。

旧街道の左手は、まさに原野でその先に、大崎市営の牧場がある。
その先に泉ヶ岳(1172m)や船形山(御所山、1500m)が見えた。

舟形山は反対側の山形県では御所山と呼んでいる。
頂上には御所神社があり、水上弁才天が祀られている。

泉ヶ岳は船形山山系の中で、最後に形成された錐状火山である。



三本木伊賀集落

前方に集落が見えてきた。この辺は旧道が残されているところだ。



伊賀一里塚

左側に伊賀一里塚跡が残されている。
駒場徳市と三本木北町(善並田)の中間の一里塚である。

この先で、再び跨道橋を渡って、東北自動車道に右側に出る。
地名は三本木伊賀から三本木蟻ヶ袋となる。

三本木蟻ヶ袋字山畑の横穴古墳は、装飾古墳の本州北限と言われている。
又、蟻ヶ袋に中世の館(城)があったというが、詳細はわからなかった。

地名の「袋」は、この辺が袋状の地形になっていることからであろうか。



東北自動車道

東北自動車道の跨道橋より、古川方面を見た写真である。
三本木パーキングエリアのあるところだ。

前方には広大な沖積平野が広がっている。

かつては河内(かわうち)と呼ばれる沼沢地であった。
天正19年(1591年)、伊達氏が米沢より転封となり、岩出山に居城を移した後、
大規模な新田開発が行なわれ、広大な水田地帯となったところだ。


(宮城県大崎市三本木伊賀、三本木蟻ヶ袋)
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