紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 288

栗原・高清水宿中町〜愛宕山


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栗原・高清水宿
中町旧家
  街道右側に門構えの立派な旧家がある。門には、まるさん醤油醸造元と書かれてあった。
福現寺
  左側にある福現寺は仙台藩重臣の石母田家の菩提寺である。宝暦7年(1757年)、主家の移封に従って高清水に移り、現在に至っている。

それ以前は、亘理家の菩提寺で安楽寺と呼ばれていた。
亘理家4代の墓標が今も残されている。

また、香の前の埋葬地でもある。
香の前は秀吉の側室であったが、伊達政宗の家臣茂庭綱元が秀吉との囲碁に勝ち、
褒美として貰い受けたとのことだ。

本名はお種であったが、香道を嗜んでいたので香の前と呼ばれるようになった。



新町交差点

仙台銀行の高清水出張所、その先は新町交差点である。
かつての脇街道、佐沼登米街道追分である。

標識には、左:岩出山、一迫、県道167号、右:泊、瀬峰、県道1号線、
直進は築館、一関と書かれてあった。



愛宕山公園

高清水宿の出口付近である。
左正面は、奥州善光寺、愛宕山公園である。

善光寺は、保安年間(1120〜24年)に藤原基衡が、父清衡の菩提を弔う為に
信濃の善光寺を模して建立した寺だ。
日本三善光寺の一つと書かれてあった。

愛宕山公園は、善光寺の庭園のあった処で、今は桜の名所となっている。



愛宕山神社

愛宕山公園の一角にある愛宕山神社。
小さな祠が建っていた。


(宮城県栗原市高清水中町、新町、善光寺)
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歩行略図
栗原市境〜75高清水宿〜築館蟹沢



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