紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 302

栗原・築館・下宮野町〜城生野


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栗原

能持寺
  宮野宿を出て、国道4号線に合流する左側に好珠山能持寺がある。曹洞宗の寺だ。
  ここの住所が築館下宮野町尻となっている。


下宮野町下・分岐

国道4号線に合流して少し進むと、旧奥州街道は左に入る。
下宮野町下地区である。下宮町の字「尻」から「下」となる。


浦の沢遺跡
  国道から分かれてすぐの丘陵地手前に「浦の沢遺跡」と書かれた標柱があった。
  ここから、古墳時代から奈良・平安時代の土師器(はじき)や須恵器(すえき)が出土したという。
  土師器は弥生式土器の流れをくむ素焼きで、須恵器は陶質土器のことである。  


常夜灯

道筋に、鄙びた常夜灯があった。
この先で、再び現国道4号線に合流するところである。



越生野

国道4号線に合流して、すぐ旧街道は左の細い道に入る。
左側が開けて丘陵が続き、じつに爽やかな感じのところだ。

地名は、築館下宮野町から城生野(じょうの)地区に変わる。

不思議な地名で調べてみると、この辺に古代の
城柵伊治城(これはるじょう、これはりじょうとも)があったことによるようだ。


(宮城県栗原市築館下宮野町、城生野)
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歩行略図
築館77宮野宿〜伊治城跡〜78沢辺宿



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