紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 307

栗原・築館富下〜金成姉歯


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栗原


根岸花街道

熊川に架かる根岸下橋を渡り、熊川の左岸を下る。
街道脇に、「根岸花街道/根岸分館」と表示してあった。



常現寺跡入口

根岸花街道と表示された、道を進むと左側に、「曹洞宗源昌山 常現寺跡」、
「来光宝山 照明寺元墓苑」と刻まれた石柱があった。

そして、写真左端の細い木製の標柱には、殆ど消えかかった文字が書かれており、
先入観もあったが「富城跡」と読めた。

富佐馬佑が城主であった富城跡である。
築城年代は不明であるが、遺構より規模はかなり大きかったようだ。



常現寺跡

参道の坂を上ってみると、右側は墓地となっており、左側(写真)には「三界万霊供養塔」や
庚申塔、湯殿山等と刻まれた古石塔が集められてあった。

蛇足であるが、三界とは、凡夫が生まれかわり、死にかわりする
この世界(欲界、色界、無色界)のことで、万霊とはありとあらゆる精霊のことである。


金成姉歯
  やがて街道は国道4号線を横断して、国道の右側(東側)に入り、築館から金成(かんなり)姉歯(あねは)地区に入る。
  金成町は、栗原郡金成、沢辺、萩野、津久毛村が合併して昭和30年にできた町で、平成17年の大合併で築館町他と合併して栗原市となっている。
 

(宮城県栗原市築館富下、金成姉歯)
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歩行略図
築館77宮野宿〜伊治城跡〜78沢辺宿



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