紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 312

栗原・79金成宿


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栗原

金成石塔群
  金成中学校も前の金成石塔群。写真中央は南妙法蓮華経と刻まれた髭題目で、左には雷神が祀ってあった。
象頭山碑
  さらに、石の鳥居の先には象頭山と刻まれた大きな石碑があった。築年代は読み取れなかったが、象頭山と言えば琴平山。この地方でも四国の金比羅詣りが行なわれていたようだ。


79金成宿入口

夏川を渡ると、旧奥州街道79番目の金成宿となる。
金成は南から上町、中町、新町となり、本陣(菅原家)や代官所がおかれてあった。


鈴木文治碑
  右側の民家の軒先に立派な石碑があった。「鈴木文治 ここに生きる」と刻まれた石碑である。
  碑文によると、明治18年、酒造業の長男として生まれ、地元金成小、古川中学校、そして東京帝国大学を出て、日本労働総同盟の会長を務め、後に衆議院議員となった人だ。
  「近代日本巨人百人」の一人に選出されているという。  
旧商家・山田屋
  その先右側に旧商家があった。かすれてはっきりとは読めなかったが、看板には「旅館 山田屋」と書かれているようだ。

(宮城県栗原市金成上町)
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歩行略図
79金成宿〜80有壁宿



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