紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 319

栗原・有壁宿・本町〜館下


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栗原・金成有壁


有壁宿本陣

有壁宿本陣の御成門入口に「明治天皇有壁御小休所」と刻まれた石柱が建っている。
明治9年と明治14年の奥羽巡幸の際に、ここで休憩されたとのこと。

石柱の右側の建物が、街道に面した2階建本陣長屋である。



有壁宿本町町並み
  本町の町並みで、この辺が有壁宿の中心であったのであろう。ゆったりした間口の広い家と立派な瓦葺家が続いている。


観世音菩薩、観音寺

有壁宿の出口にある観世音菩薩と額柄に書かれた鳥居と、
その右側は曹洞宗円通山観音寺だ。

観音寺の前身は、大同2年(807年)、坂上田村麻呂が三上大明神、本地観音を建立し、
別当有壁山円通寺として開基。
一時は坊舎24坊を数えたが衰退した。

弘治3年(1557年)、この辺一体を支配した有壁城主菅原帯刀長尚が
曹洞宗円通山観音寺として再興した。



旧奥州街道

有壁宿を抜けると、再び丘陵越えとなる。

この丘陵の中間分で、長かった宮城県から岩手県に変わる。
陸奥陸前から陸中に変わるところだ。


(宮城県栗原市金成有壁本町、館下、伊勢堂)
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歩行略図
80有壁宿〜岩手県境〜一ノ関城址〜JR一ノ関駅



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