紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 324

一関・真柴祈祷〜新山川


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一関・真柴


鬼死骸

県道を進むと、左側に「鬼死骸」と書かれたバス停がある。

坂上田村麻呂が、ここで鬼退治をして、その死骸を埋めたところと言う。
かつての磐井郡鬼死骸村のあったところだ。

そういえば、この辺の字名は要害とか祈祷とか、古代の歴史を感じる字名が多いようだ。


奥州街道
  旧国道4号線(県道260号)の歩道に大きな古木が横たわっていた。思わず鬼の死骸かと思う姿であった。
東北新幹線
  やがて、前方に東北新幹線の高架が見えてきた。写真左手にはJR東北本線が走っており、旧国道と東北新幹線と、さらにその右にある新山川が並んでいるところである。
豊吉の墓
  街道左側に豊吉の墓がある。元は170m北の旧一関藩の橋田原刑場跡にあったものだ。
  天明5年(1785年)、菊池中也ら一関の医師16名が、処刑された盗賊豊吉の死体を藩から譲り受け解剖し、その霊を慰める為に建立したものだ。一関市指定文化財となっている。  
新山川
  街道は、ここで新山川に架かる橋を渡る。写真は街道左側(下流側)を見たものだ。
  新山川は、岩手宮城県境を源流として、この先で吸川に合流して、北上川に流入している川である。


(岩手県一関市真柴字祈祷、牧田、的場、中田)
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歩行略図
80有壁宿〜岩手県境〜一関城址〜JR一ノ関駅



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