紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 334

一関・五代町〜宮下町


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一関

磐井川、下流側

磐井側に架かる磐井橋を渡ると、田村藩から仙台藩領に変わる。
写真は、磐井橋を渡ってすぐに右折したところだ(左岸)。

ここから、旧街道は左に曲がっている。


芭蕉紀行の道碑
  土手の道から左折したところに、「俳聖松尾芭蕉紀行の道」碑が建っている。
  元禄2年(1689年)5月13日紀行と書かれてあった。芭蕉は一関に宿泊して、この道を通り、日帰りで平泉を往復している。 
横綱、宮城山碑
  宮城山は、本名を佐藤福松と云い、明治28年にここ(五代)で生まれた。同43年15歳の時に出羽の海部屋に入門し岩手山を名乗り、後宮城山と改めた。
  大正11年に横綱に昇進、引退後は年寄芝田山として後進の指導に当たった。同18年49歳で他界し、墓は円満寺にある。
五代川下流
  一関市の五代町(ごだいちょう)を流れる五代川で、この先で磐井川に合流している。
配志和神社
  配志和(はいしわ)神社は延喜式神明帳に記載されている所謂「式内社」である。
  創建は日本武尊が蝦夷征伐の際に、高皇産霊尊、瓊瓊杵尊、木花開耶姫命の三神を祀り戦勝祈願した事からとのことだ。

現在の本殿は養老元年(717年))、拝殿は正徳元年(1711年)に改築されたものだ。

本殿前の2本の杉は「夫婦杉」と呼ばれ、樹齢は1000年を越えており、
一関市の指定天然記念物となっている。



(岩手県一関市中央町、五代町、宮前町、宮下町)
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歩行略図
81一関宿〜磐井川〜82山目宿〜JR平泉駅〜毛越寺



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