紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 354

奥州市・白鳥川〜前沢宿入口


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奥州市前沢区


白鳥川

やがて前方に白鳥川に架かる橋が見えてきた。
この先で、国道4号線は右に別れ、旧道は左側の道(県道243号線)となる。

白鳥川は、この右手で北上川に合流している。

その合流点(奥州市前沢区白鳥館)が衣川柵と鳥海柵の間にあった
白鳥柵のあった処である。

安倍頼時の8男、安倍則任の居城と伝えられており、
則任は白鳥八郎とも言われていた。


白鳥川上流
  白鳥川の上流側で、前方の橋は東北自動車道である。
  また、その先に見える小さな橋が、かつての旧奥州街道の道筋に架かる橋であるが、旧奥州街道は殆ど失われており、辿ることができない。


前沢区搭ヶ崎

前沢区搭ヶ崎地区に入る。
右側の和風の立派な建物は、「前沢牛オガタ本店」と書かれた看板がたっていた。
オガタは、前沢牛、小形牧場牛の販売と前沢牛専門のレストランを経営している。


西岩寺
  左側の高台にある曹洞宗西岩寺。階段を上って右側に五百羅漢(一部)がある。
  文化2年(1805年)、当時の9世唯峯不白(ゆいほうふはく)禅師が、諸国を行脚して勧請したものであったが、昭和24年の火災で大半を焼失し、今は28体を残すのみとなっている。
丁切
  西岩寺参道入口のバス停は「丁切」という(写真左端)。
  ここが前沢宿の入口で、「丁切」という柵が設けられ、夜間は閉じられていたようだ。町名は五十人町となっている。

(岩手県奥州市前沢区新城、沖田、搭ヶ崎、五十人町)
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歩行略図
奥州市前沢区・白鳥川〜前沢宿〜丑沢



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